こんにちは作業療法士のべんべです😆
そんな方々に向けた情報となっています
握力の測りかた
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訪問リハビリの際にも利用しています
安価でかつコンパクトなので
(ただし持ち手がちょっと硬いです)
握力の基準は?(筋力低下)
筋力低下が疑われる握力の基準は
男性:26kg以下
女性:18kg以下
(海外だと男性30kg 女性20kg!!
このぐらいが基本的な標準握力かも)
握力と運動不足の関係性は?
握力は膝を伸ばす筋肉(大腿四頭筋)と相関性が高いと言われています🤔
また握力測定をおこなってみるとわかるのですが、足だけでなく腹筋・背筋の力も入っていることも分かると思います。
その為、握力の低下がある場合は足の筋力や体幹筋力も低下していると考えられます
ということは握力を調べることで筋力低下、すなわち運動不足を知る指標となるのです
また海外の文献で握力は
◎ 運動不足
◎ 体脂肪
◎ 糖尿病
◎ 睡眠障害
◎ うつ病
◎ 転倒
と関係もあると言われています
これらから筋力低下などの身体機能だけではなく、精神面や生活習慣のリスクも知ることが出来ます
まとめ&予防方法
以上のことから握力を知ることで自身の筋力が低下しているかどうか、また機能的に落ちているのか把握することが出来ます
握力が低いからと言ってこれから何もしないのではなく、今からでも運動をすることをお勧めします☺️
以下はフレイル(虚弱)に対する運動の考え方ですが参考までにのせておきますね
これらを3か月程度行うことで変化もみられることもあるようですので実際に運動し、心身機能の予防に努めて頂けるとありがたいです✨
有酸素運動に関しては以下の記事も
参考にしてみて下さいね
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本日もありがとうございました☺️
参考・引用
厚生労働省.介護予防マニュアル(改訂版)資料
荒井秀典 - 日老医誌, 2014.フレイルの意義
JoannaDudzinska-Griszek,KarolinaSzuster and JanSzewieczek.Grip strength as a frailty diagnostic component in geriatric inpatients.Clin lnterv Aging.2017;12:1151-1157