こんにちは作業療法士のべんべです😌
こんな風に周囲を気にして疲れてしまうことはありませんか?
僕は昔から他人に対しての承認欲求が高く、いつも周囲の人がどのように思っているか周りの人に認められるにはどのような行動をしたらよいのか、常に考えながら生きてきました。
その結果、人にばかり合わせる為、自分の意見を発言することができず、人間関係の中では疲労が絶えませんでした
そんな僕が周囲の目を気にせず他人と関わる
キッカケとなった方法があります
それは、”自分の課題と他人の課題を切り離して考える” です
今回はこのテーマについて著書「嫌われる勇気」を引用・参考にさせていただきながら説明していきたいと想います
他人の課題と自分の課題
自分の課題とは、自分自身で変えられる事
他人の課題とは、自分自身ではどうしようもできない他人の問題
自分の課題は自分では対処できますが、他人の課題は自分では対処できません。
このことから自分で対処できることと自分では対処できないことをしっかりと区別することが周囲の目を気にしないという考え方につながる鍵となります
相手に嫌われないようにするために自分にはできることはありますが、結局嫌うか、嫌わないかは相手次第という事
結局、周囲の人の目を気にして合わせていても嫌われる可能性があるということです
ならばいっそのこと他人に嫌われるかもしれないという恐怖を気にせず、自分の考えや意見をしてみてもいいのではないかと考えます
それが今回の自分の課題と相手の課題を切り離して考えるというものです
どのように活用するか?
著書「嫌われている勇気」に書かれているように自分の課題と相手の課題を切り離すだけでは、自己中心的な考えになってしまいます
それではどのように考えながら活用したら良いのでしょうか?
そのヒントが「嫌われる勇気」の中の例として説明されています
自分の課題として
相手のことを想い、相手に対して最大限のことはできるということです
簡単に言うと相手がどう捉えようと相手の為を想って行動することです
そのようにすることによって周囲に対して自分の最大限の努力をしたのち、嫌われてしまったのであればしょうがないと考えることができるようになります。
自分の考えを曲げてまで嫌われるよりも、自分の気持ちに従い、なおかつ相手のことを想う気持ちを持つことによって自分は相手にとって良いことができているという貢献感を持つことができます
その為、僕の場合はなかなか本音が言えない人に対しても気を遣うのではなく、自分ができる最大限の貢献、提案をしたのち、判断は相手に任せるというように活用しています
例でいうと....
みんなが働きやすい仕組みを考え付いた
上司に仕組みについて提案
あとは上司が採用するかしないかは上司次第
というように上手くいったらプラス、
上手くいかなければ現状維持と捉えています
また他人に対して役に立つことができていると考えれば前向きにと捉えることもでき、幸せになることもできます
他者に貢献しているという貢献感
嫌われる勇気には以下のように書かれています
HSPの方々は常に他人の細かい仕草や感情が気になります。
ただ逆にいえば他人の為を想うことが優れていると言うことでもあります
なのでその個性を活かす事で、他人に貢献することができ、自分も幸せになる事が出来ます
あとは相手の気持ちばかりに捉われるのではなく、相手の課題と自分の課題を切り離して考えられるようにしていくことが大事です
僕は今でこそ、他人の目を余り気にせずに生きることができるようになりましたが、以前は本当に気にかけすぎて自分の想っていることや考えていることを人に伝えることができませんでした。
でもこの考え方を知ってから自分の気持ちを大切にし、相手に物事を伝えられるようになりました。そして自分の素直な気持ちを相手に伝えることで相手との本当の意味でのコミュニケーションが取れるようになりました。
周囲を気にしすぎるのではなく、相手を想うからこそ自分と他人の課題を切り離し、自分にできることを精一杯やることが大切だと感じます。そしてそんな行動に対して好いてくれる人たちを大事にしながら皆さんの自身の人生を大事にしていただけたらと想います。
本日もありがとうございました😋
引用、参考
嫌われる勇気.岸見一郎.古賀史健