https://benbe1009.hatenablog.jp/

べんべのSeikatu no Situ

生活の中で悩んでいる人や困っている人の役に立ちたい作業療法士

難病の方へのリハビリテーション

 

こんにちは作業療法士のべんべですニコニコ

 

 
今回は難病の方へのリハビリテーションについて簡単ではありますが説明させて頂ければと想っております。
 

 

神経難病のリハビリテーションについて

 
 
従来のリハビリテーションでは、心身機能の改善を図りながら、生活の質向上を目的に介入しますが
 
神経難病のリハビリテーションでは・・・
進行性で根治的な治療が確立されていない為、身体機能の大きな改善というのは難しい。
ただしリハビリテーションによって生活機能を改善することや生活の質を改善させることが出来ます。
 
 
このように 生活機能の改善、生活の質という【生活】に対して介入することが従来のリハビリよりもさらに神経難病のリハビリには重要となると考えています。
  
 
 また、厚生労働省の難病患者に対する医療等の総合的な推進を図る為の基本指針では長期に渡り、療養生活を送りながらも社会参加への機会が確保され、地域社会に尊厳をもって生きることが出来る共生社会の実現が示されている。
 
人の生活の質の向上のためには、社会へ参加していくことも必要であり、社会活動を行っていくための仕組みや環境つくり、そしてその仕組みをうまく活用していくことが重要となります。
 
 

難病のリハビリテーションの実際

 
 では実際の難病のリハビリテーションはどのような状況になっているのでしょうか。
 
 難病は稀な疾患である為、研究や経験をされることが少なく、リハビリテーションとしてのエビデンスは少ないのが実情としてあります。
 
 実際に患者数の多い疾患では、エビデンスの示された内容も多いですが患者数の少ない疾患では文献の数も少なく、関わり方に難渋することも少なくありません。
 
また社会資源の利用についても地域による格差や療法士、支援者間での格差もあるように感じています。
 
 実際に私の住んでいる地域でも難病の方へのリハビリテーションのコミュニティが少なく感じています。
 

リハビリテーションの視点

 
 疾患によっては症状が進行していくことも少なくはありません。その為、リハビリテーションでは症状の進行に沿って介入を変えていく必要があります。
 
 
 
 このようにリハビリテーションでは、時期に合わせた介入方法の割合が変化していきます。その中でもこの流れを頭に入れつつ、対象者様の希望に沿った介入を行うことが必要となります。
 
 

まとめ

 
 
僕は難病の方へのリハビリテーションについて、様々な文献・資料を読みながら上記のように考えて、実際の臨床の現場でも活動を行っております。今後は実際にリハビリテーションではどのような関わりを行っていくのか記事にしていけたらと思っております。
 
本日もありがとうございましたニヤリ